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2019.04.14 15:28
時事通信が実施した「10連休に関する世論調査」で、ゴールデンウイークが新天皇の即位に伴い10日連続の休祝日となることについて、4割が「うれしくない」と回答したことが分かった。
「とてもうれしい」9.3%、「まあうれしい」27.2%で「うれしい」の計36.5%に対し、「全くうれしくない」14.8%、「あまりうれしくない」26.2%の計41.0%が「うれしくない」と回答。「関心がない」も21.1%あった。
「うれしくない」を年齢別に見ると、働き盛りの30歳代で46.9%、40歳代は45.9%に上った。
うれしくない理由を複数回答で聞くと、「仕事をしていないので関係ない」が28.0%で最多。「仕事を休めそうにない」19.3%、「家事などの負担が増える」10.8%、「仕事に支障がある」9.6%が目立った。
連続して休めそうな日数を聞くと、「10日間」が最多の32.4%だった一方、15.0%が「全く休めない(休まない)」と回答。「1日だけ」4.3%、「2~3日」18.5%とほとんど休めない人も多かった。「全く休めない」を男女別で見ると、男性9.4%に対し、女性は21.0%の高さだった。
連休の過ごし方は、「自宅でゆっくり過ごす」が最多の64.3%。たまった家事を済ませたり、近所で買い物・映画を楽しんだりするなど近場で過ごす人が大半を占め、国内外を旅行する人は計16.2%だった。
「今後も国が主導して長い連休をつくるべきか」との問いには、「そう思う」の29.9%に対し、「そう思わない」が66.8%だった。
調査は全国の18歳以上の男女2000人に個別面接方式で3月8~11日に実施。有効回収率は61.2%。